注意!
このページは口リで謝謝しぇいしぇー!第26話である。タイから中国とベトナムの国境にある河口という街にある変☆TAIスポットを目指す。順序を追って順番にブログを読むことでより変☆TAIブログを楽しむことができます。以下の第話をまだ読んでない方は先にこちらをどうぞ。
口リで謝謝しぇいしぇー!第2話
口リで謝謝しぇいしぇー!第3話
口リで謝謝しぇいしぇー!第4話
口リで謝謝しぇいしぇー!第5話
口リで謝謝しぇいしぇー!第6話
口リで謝謝しぇいしぇー!第7話
口リで謝謝しぇいしぇー!第8話
口リで謝謝しぇいしぇー!第9話
口リで謝謝しぇいしぇー!第10話
口リで謝謝しぇいしぇー!第11話
口リで謝謝しぇいしぇー!第12話
口リで謝謝しぇいしぇー!第13話
口リで謝謝しぇいしぇー!第14話
口リで謝謝しぇいしぇー!第15話
口リで謝謝しぇいしぇー!第16話
口リで謝謝しぇいしぇー!第17話
口リで謝謝しぇいしぇー!第18話
口リで謝謝しぇいしぇー!第19話
口リで謝謝しぇいしぇー!第20話
口リで謝謝しぇいしぇー!第21話
口リで謝謝しぇいしぇー!第22話
口リで謝謝しぇいしぇー!第23話
口リで謝謝しぇいしぇー!第24話
口リで謝謝しぇいしぇー!第25話
するとババアはついてくるアル。と一言いって暗闇の路地へと突き進んで行った。
道にはおびただしいほどのゴキブリが暗闇の夜道をカサカサと蠢いている。サンダルだし踏んだらキツイなと思いながらも足元に注意を払い無言で突き進むババアの後を追った。
暗闇の中歩いてたどり着いたのは、デリバリー待機所であった。左側にはバーベキューセットのときによく見る青いプラスチック製の机と椅子に中華女子が6、7人待機していた。
一瞬、おっ!バーベキューしてる!と思ったが、ただ座っているだけであった。
ババア
ここはバイクでデリバリーする中華女子の通過ポイントだから河口で働く、ほとんどの女が見れるアル。
えなねこ
ほう。ババアよ。自身があるようだな。その実力見させてもらうぞ。
何台バイクがやってきたのだろうか。数え切れないほどの中華女子やベトナム娘を見たが口リなんぞ一匹も現れない。
ピン子様のお怒りを沈めることのできる者はおらぬのか!
ババア
あんたさっきから口リだ!ピン子様だのうるさいけど、何歳なら納得いくアルか?
えなねこ
うむ。12歳だ!12歳を出せ!(本当は一桁が良かったけどドン引きされるので遠慮)
ババア
あんたクレイジーアル!いっちゃってるアル。
えなねこ
無毛だ。無毛こそが至高なのだ。今、日本で無毛口リが流行っているのだよ。
ババア
そうなのかい?流行りなら仕方ないアルね。
えなねこ
ババア。12歳だ!12歳以下を紹介したまえ。できるのか?できないのか?
ババア
できないアル。
えなねこ
じゃあ、13歳とか14歳をもってこい!ピン子様はお怒りなのだぞ。
ババア
できないアル。いないアル。
ババア
じゃあ、この娘はどうアルか?一番人気の娘アルよ。
えなねこ
ダメだ!いらん!
ババア
あんた、クレイジーアル!日本人頭いっちゃってるアル!
期待はしていなかったが結局、えなねこが追い求める無毛口リは中国とベトナムの国境の街である河口には存在しなかった。
えなねこは一人でスタスタとその場を去り宿泊するホテルへ戻る。
道を歩きながらピン子様のお怒りを、どう沈めたら良いのか考えていた。やはりピン子様のお怒りを沈めることができるのはア・アーイちゃんしかいない。
ホテルの部屋に戻り。河口まできても無毛の口リと戯れることができなかったという悔しさ。人生の厳しさを痛感させられた。
口リを規制せずとも人間の倫理観で歯止めが聞いて結局市場には出回らない。中国という国際社会やルールを基本無視した国で尚且つ、ベトナム国境と隣接した意味不明な土地「河口」ですら口リは存在しなかった。
3割中国の定めたルールに身をまかせ残りの7割は独自にルールを決めて皆平和を保ち円滑に生活している。これが河口の素顔であった。
ピン子様のお怒りを沈めるためVPNでIPアドレスを偽装変換する。そしてYouTubeで我らのア・アーイちゃんの充実したコンテンツページを開く。
ピン子様ぁ!怒りを沈めたまえ!ア・アーイちゃんのYouTubeをピン子様に捧げた。
するとみるみるうちにピン子様の怒りが静まっていく。さすがア・アーイちゃんである。クローン技術で量産すべきである。
ピン子がスッキリしたら急激に腹が減り食べ物を求めて夜の河口の街に再び繰り出した。
タイと違って食べる場所がない。食堂があったとしてもメニューや値段が不明で節電のためか電気は基本つけていないので営業しているのかも不明な店が多い。
そんな意味不明な中で料理の写真と電気を明々とつけて元気に営業する飲食店を発見。ここにしよう!清潔感もある。
店の前にテーブルと椅子が並べられているので座る。
価格表もしっかりと壁に貼られている。ここはどうやら餃子屋のようだ。なんとなく漢字でわかる。
1元=15.8円
餃子ってこんなに種類があるのか。実に美味そうだ。
餃子屋のおやじは客が来たのがレアなのか嬉しそうだ。大張り切りで餃子の説明をしてくれた。
餃子おやじにオススメの餃子を頼むといって出来上がるのを待った。
1元=15.8円
餃子おやじがオススメしたのは白菜餃子。お値段は12元で15個の餃子がやってきた。左のスープのようなものは麦茶のおかゆである。これは2元。
これはラー油。たべるラー油みたいに具沢山で美味そうだ。中国の食堂の様子を見ると蜂の子やカエルを扱っているのをよく見かけた。
この具材の中に蜂の子とか昆虫系が入っていないか目視で確認し、ラー油を餃子に乗せて食べた。
日本の餃子とはまったく違うな。皮が厚くて具が少ない。中国人は餃子とライスを一緒に食べないという噂を聞いたことがあるが、この皮の厚さならライスなしで食べたほうがいいなと頷ける。
この2元の麦茶のおかゆは常温で生温かく不潔感満載であった。おばあちゃん家にあるような年期の入った汚い家庭的な鍋からオタマですくい上げて持ってきたのを目撃したのも不潔感を抱いた理由のひとつである。
他の人の家の母ちゃんが握ったおにぎりは死んでも食べらない派のえなねこには麦茶おかゆは少々キツかった。
餃子は同じ味で15個もあり5個くらい食った時点で、もういらねぇよ。と思ったが残すと失礼なので無理して全てたいらげた。
そのあとかき氷屋を発見し好きな具材を選んで乗っけるシステムとのことで具材を選ぶ。
中国の添加物モリモリを少しでも和らげるために加工系の具材は避けてフルーツオンリーにした。
中国は冷たいものが貴重で氷というものが、あまり流通していない。そんな中でかき氷はありがたい。これは想像よりもおいしくて満足。
このあと変☆TAIスポットがないか辺りを見渡しながらホテルへと戻る。ピン子もお腹も満たされたえなねこは眠りについた。
翌朝
えなねこは目が覚める。天井を見上げぼーっとしていた。
河口にこれ以上いても意味がない。河口には追い求めていた口リとはかけ離れたババアの巣窟でしかない。
帰りの飛行機チケット
ちきしょう!このクソチケットさえなければ!
あと1週間もこんな口リがいない事が確定した場所に滞在なんてできるか!金と時間の無駄だ。
1元=15.8円
そう。えなねこはすでに昆明空港から日本へ帰国する航空券を1592元で購入させられていたのだ。
タイから中国へ向かう時に中国から出国する航空券が必要だということで購入したチケット。結局、中国入国の時にチケットをチェックされることなく通過した。
どうすんだよ。このゴミチケット。あと1週間近く河口で時間をつぶさなければならない。
絶望感に浸り、目が覚めてから天井を眺めたまま無気力状態に陥っていた。
どうせ起きてもやる事ないし。オ‡ヤだってもうないし。しばらくベッドでゴロゴロしたりピン子を布団に擦りつけたりして、まったりした時間を過ごす。
部屋にある有料のカップラーメンが視界に入る。ほう。海鮮ヅラか。ホテルから出て食堂を探す気力は到底ない。
お湯を沸かし、海鮮ヅラにお湯を入れ3分待ち蓋をあける。
パッケージとはかけ離れた海鮮ヅラが出来上がる。日本なら膨大広告で問題になるレベルだ。
海鮮ヅラを食べ終えると、再び布団にピン子を擦りつけたり、伸びをしながらむもぉぉぉお!と雄叫びをあげたりしてゴロゴロした時間を過ごした。
ピン子をいじりながらiPhoneで時間を確認すると昼の11:30分。このホテルを出るのであれば12時までにチェックアウトしなくてはならない。
えなねこの決断は。
荷物をまとめてチェックアウトの手続きを済ます。
部屋にある有料の食べ物くったアルか?と聞かれ海鮮ヅラだと答えデポジットから海鮮ヅラの代金を差し引いた金額が戻ってきた。
全ての荷物が入った重たいバックパックを背負いえなねこは河口の街をあてもなく歩く。
ピン子に溜まった毒素を吐き出しスッキリ爽快快適ライフを送りたい人は気になるところまで読めば良い。結局自分のニーズの年齢、若さがなければ満足はできない。
