注意!
このページは口リで謝謝しぇいしぇー!第18話である。タイから中国とベトナムの国境にある河口という街にある変☆TAIスポットを目指す。順序を追って順番にブログを読むことでより変☆TAIブログを楽しむことができます。以下の第話をまだ読んでない方は先にこちらをどうぞ。
河口の2ちゃんねるの情報によると新ビルにステーキ屋があってそこの中語人の従業員がなぜか日本語ペラペラだという情報を得る。
その人に中国情勢について聞けば話は早いはず。そう思い情報を元に該当する新しいビルを探すが見つからない。
汚い廃墟のようなビルがあるので、条件に該当しないがとりあえずエレベータで3階まで昇った。
うむ。やはり何もない。エレベーターから降りてとりあえず3階フロアを1周することにした。
すんごい廃墟。建物の中は人っ子ひとりいなく静まりかえっていた。ここでもズボンを脱いでやろうか少し考えたがやめておいた。
ぐるっと半周ほどすると意外にもネットカフェのような店があるのを確認。しかしステーキ屋ではなさそうだ。
えなねこはここで気づく。このビル汚くて廃墟のように見えるけど新築なのでは!?
ビルはゴミやら白い泥で汚れているが建設途中のビルに見えなくもない。発想の逆転ってやつですよ。
ここは廃墟じゃなくて作り途中のビルだ!この床のテカリ具合は新築を意味している!
そういえばこんな話を聞いた事があるぞ。中国ではマンション購入しても部屋はまったく出来上がっていなくて内装は自分でやると聞いた事があった。このビルは今、まさにそんな状態なのでは?
3階をぐるっと歩くがコーヒー屋かネット喫茶のような店舗しかない。
ガラス越しに店内の様子を見るが反射していまいちよくわからないが、ステーキ屋ではない。喫茶店だ。
ステーキ屋ならば牛という字が見あたるはずだし売りである58元のステーキバイキング!といったようなことが漢字で確認できるはず。
店内を覗くが人がいない。どう見てもコーヒー屋だ。
静まりかえった店内。ステーキ屋がないかここで聞いてみよう。見つからなければこのカフェでコーヒーでも飲みながらまた情報をネットで散策し直そう。そう思い。店内に入る。
ハロ〜
すると店の奥から一人の男性店員が出てきた。いらっしゃいませアル。
通訳オウムアプリを使おうとiPhone画面を操作する。するとこの男性店員が突然こう言った。
あっ!日本人の方アルね。
たしかに日本語でそういった!えなねこはここで気づく。ここが噂の58元ステーキ屋だ!日本語を操る中国人のことは彼のことだ!しかし、ここはステーキ屋ではなくどう見てもカフェではないか!
流暢な日本語で、ささっ!こちらにどうぞアル!ということで店内の窓側の景色の見える席に案内してくれた。
えなねこ
チミ。なぜ日本語が操れるのかね?
日本語店員
日本の大学に留学していたことがあるアル。
えなねこ
ほう。日本のどこだい?東京か?
日本語店員
長崎の大学に通ってたアル。
えなねこ
それはすごいな。(エリートだな)
えなねこ
ところでチミ。ステーキバイキングという話を聞いてこの場所に来たのだがバイキングなんてないではないか。そして店内は暗いが営業してるのかね?
日本語店員
昼は11:30〜14時、夜は17:30〜21時までステーキを頼むとサラダバーやスープバー、それに加えドリンクバーがついてくるアル。今は時間外なので無いアル。申し訳ないアル。
えなねこ
うむ。よろしい。サラダバーとか無しでいいから今ステーキを注文できるかね?
日本語店員
はい!ただちにお作りします。ドリンクバーなら今も利用できるアル。
日本語店員
向こうに見える真ん中のテーブルに本来ならサラダバーとスープが並んで食べ放題になるアル。ドリンクバーはあるから、ついて来るアル。
日本語店員
これがドリンクバーアル。水、氷水、オレンジジュース、緑茶、ウーロン茶、ジャスミン茶。アルよ。
えなねこ
ふむ。説明ご苦労だったな。(全部水かお茶じゃなねーか)
日本語店員
じゃあ、ステーキ作ってくるアル。頑張るアル。
そういって日本語が堪能な中国人は厨房に消えていった。
1元=15.8円
一食58元となると高級な店の雰囲気になるな。別の中国人スタッフがフォークやナイフを持ってきてくれたが、接客態度が桁違いに良い。日本にいるような感覚だった。
かなり教育されたスタッフなのだろう。
窓から下界を見下ろしコワッパ共の日常を見学しながらステーキがくるのを待つ。
おまたせアル〜。
ジュージュー
おっ!これが58元ステーキか!鉄板が過熱されジュージューと音を立てている。うまそうだ。
まずは肉から実食。写真だとデカく見えるが実際は150g程度と小ぶりの肉で日本のステーキよりも薄切り仕様。
油身がかなり少なく牛なのか豚なのか不明。切りながら断面をみたりして加工肉かな?と確認したが正体は不明に終わる。ソースはアメリカンテイストでうまい!
中国の意味のわからない飯ばかり食っていたので、こういった胡椒やアメリカンテイストな味が恋しくなっていた。ありがたく綺麗にたいらげた。
ステーキを食べ終えたえなねこは、日本語が話せる中国人店員に河口の情報を尋ねる。
えなねこ
この辺りに変☆TAIスポットがあるはずんだが知らんか?
iPhoneで中華アプリのBaiduマップを見せる。
日本語店員
知ってるアル。今オレンジ色のここが今いるステーキ屋アル。この元旧館と金明貿易は建物が古いから廃館になって移動したアル。
えなねこ
廃館になった2つのオ‡ヤは見に行ったぞ。
日本語店員
その廃館になった後ろの道にデリバリー待機所があるアル。んで、この近くに仙居賓館というホテル一体型のオ‡ヤがあるアル。
そらにこの場所から離れた北側のガゾリンスタンドの近くに日本人からは別館と呼ばれるオ‡ヤがあるアル。ここから2km以上離れてるから歩いてはいけないアルよ。
えなねこ
おお!でかしたぞ!これで河口の変☆TAIスポットは全部だな?
日本語店員
私の知ってる所はこれで全部アル。
えなねこ
この建物の屋上に会員制の口リっ子クラブがあるというのは本当なのか?
日本語店員
聞いたこと無いアル。
えなねこ
よし!ここまで情報を言えるとは上出来だ!
うっしゃーぁ!
謎がすべて解けた。早速、オ‡ヤに向かおうではないか!しかしここで1つ思い出す。
あとは2ちゃんねるに書かれていた最上階にあると言われる口リっ子クラブの正体を実際に目で見て調査せねばならんな。
3階フロアからエレベーターを乗るが5階までしか行くことができない。タワーマンションと繋がるこの建てものは5階まではテナントになっていて、その上に住居スペースであるマンションとなる。
このタワーマンションの最上階にどうやったら昇ることができるのか。上まで昇れば玄関の前にクロちゃんのようなイカついスキンヘッドの用心棒がいて会員チェックをしているのだろう。
えなねこは会員ではないが日本を代表する口リコンとしてこの地へ出向いたという事や幼女に対する熱い思いをプレゼンすればきっと会員登録を認証してくれるはずだ。自信がある。
とりあえずこの玄関の室内に入ってみよう。向こうのタワー側にいけるかもしれん。
なんだこれは。映画館か。日本だと映画館ありそうな雰囲気とか飲食店ありそうな雰囲気というものがわかるが中国はいきなり想定外のジャンルの店がでてくる。
この場所からタワーの方へは行けず。
一度1階まで降りると別の入り口がありそこからタワーマンションに通じているのを発見。
最上階まで登ってみたが何もなく2ちゃんねるのガセネタだったようだ。こういった真意のわからない情報ももしっかりと調査をしないとむにゅむにゅ口リを見逃してしまう。
入手したオ‡ヤの地図をiPhoneで眺める。デリバリー待機所というのはおそらく河口に来た初日のスペシャルピンクのビーチクのベトナムっ娘のことだ。
あればバイクに乗ってやってきたりビルの隙間から現れたからデリバリーってことになるな。場所が少し違えど昨日と同じメンツに違い無い。よってデリバリー待機所は制覇済みということになる。
近くに仙居賓館というのがあるが何て読むんだ?読めないから仙人オ‡ヤという呼び名に変更しよう。
北側にある別館が気になる。まずは2km程離れた遠い場所である別館から攻めてホテルから近い仙人オ‡ヤはいつでも攻められるので後回しにしよう。
今後のプランは決まった。
タクシーに乗ってこの道をまっすぐ行くとガソリンスタンドがある。それを目印にタクシーを降りて、歩いて行ける距離に別館があるという。
タクシーを求め川沿いの歩道から道路側にタクシーが通らないか歩きながら探していると前方から見覚えてのあるおばちゃんの姿を発見。あっ!昨日のエスコートババアだ!
よう!ババア!元気か!
中国語のオウム変換アプリを使ってコミュニケーションをしている間にすっかり仲良しになっていた。
ババア
どこへ行くんだい?女はいらんのか?
えなねこ
今はいらん。今から別館と呼ばれるこの場所にいってくるぜ!河口の変☆TAIスポットは全部把握したぜ!
変☆TAIスポットの場所を的確に記したマップを誇らしげにババアに見せた。
ほれ。ババア見てみろ。
ババア
アイヤ〜。あんた甘いアル。もう一つ変☆TAIスポットあるアルよ。
えなねこ
なんだと!?教えたまえ!
ババア
100元アル。っていいうのは冗談。
ババアは親切なことに、えなねこがまだ把握していない変☆TAIスポットの場所をほれっ!ここじゃ!ごのぐにゅぐにゅしている所にあるぞ!と教えてくれた。
このグニュグニュしている道の場所にあるのか!ババアナイスだぜ!ババアとの会話はこのあとも続く。
ピン子に溜まった毒素を吐き出しスッキリ爽快快適ライフを送りたい人は気になるところまで読めば良い。結局自分のニーズの年齢、若さがなければ満足はできない。
