注意!
このページは口リで謝謝しぇいしぇー!第9話である。タイから中国とベトナムの国境にある河口という街にある変☆TAIスポットを目指す。順序を追って順番にブログを読むことでより変☆TAIブログを楽しむことができます。以下の第話をまだ読んでない方は先にこちらをどうぞ。
飯を食いにホテルの部屋の扉を開けるとドアに挟んであった変☆TAIチラシがパサッと落ちる。
小学生時代にポストに入っていた変☆TAIチラシをコレクションしていた事を思い出し懐かしさで目をほそめた。
夜の昆明の街はタイのように爆音撒き散らしながらトゥクトゥクが走っていたり、路上でMAX音量でカラオケをしていることもない静かな街であった。
ホテルから200mほど歩くといい感じの食堂を発見。店内に入り炒飯と焼き餃子を注文する。
しかし炒飯も餃子も通じない。チャーハンって中国語じゃなかったの?予想以上に言語が通じない。
iPhoneのメモ機能を使って炒飯、焼飯と表現したらなんとか伝えることができた。
餃子の方は餃子 焼←○ 餃子 煮 茹←Xといった感じでiPhoneに表示させて表現したが伝えることはできなかった。中国は想像以上に意思疎通が困難であった。
待つ事5分。注文したチャーハンがやってきた。おお!うまそうだな!これが本場のチャーハンか!絶対美味いじゃん!
勢いよく炒飯を頬張る。
なんなんだこれは!マジでまずい。具なしではないか!少量の卵とネギしか入っていないのが写真でも確認できる。味付けは薄くおかゆのように味がついていない。
ちきしょう!酢豚とか焼き餃子とか安く食べれるんじゃないのか中国は?見た目は炒飯だが白米とマジで変わらない。
1元=15.8円
なんでATMでおろせるMAX額である2000元もあるのにこんなひもじい食事をしなくてはならないんだ。
日本はお金を払えばいろんなオプションが用意されている。しかしここ中国はお金があっても望んだオプションをすぐに手にいれることができない。おそるべしっ!中国ッ!っとナレーション風に脳内再生させてニタニタしながら炒飯を食べていたら事件は起こる。
ボゴーォォン!
ひぃぃぃい!
アイヤ〜爆発したアル。
なんの予兆もなしに食堂のコンセントが爆発したのだ!爆発の威力で粉砕されたコンセントのプラスチックが食堂のあちこちに飛び散った。
突然の大爆発にえなねこはビビっているが中国人は爆発した事実を驚く様子はなく誰が爆破したコンセントを修理するかキャピキャピと楽しそうにジャレ合いながら決めていた。もちろん謝罪はない。
どうやらコンセントを修理するのは感電のリスクを伴うので中国人でもやりたくないようだ。楽しそうにジャレ合いながらコンセントを誰が修理すのか決める中国人。結局この男性店員が修理することになり感電を和らげるためかスーパーのビニール袋を手袋のようにはめてコンセントを修理し始めた。
他の従業員たちも何事もなかったかのように豆の皮むいたり自分の仕事をして日常を取り戻していた。
まずい炒飯も食い終わり床に飛び散ったプラチックをパキパキと踏みながら会計係りと思われる女店員にハウマッチ?と尋ね15元支払う。
しぇいしぇ。しぇいしぇー!といって店を出た。
ただの白米とそう変わらないチャーハンを食べただけでは満足いかず、食べ物を求めて夜の昆明の街を歩いた。
そういえば中国ってコンビニが一切ないな。お金を使う場所がない。ものが欲しくてもこちら側から探してわざわざ足を運ばないと手に入らないのでいちいち歯痒い。
宿泊する7天連鎖ホテルの脇の路地に屋台が5件ほどあるのを発見した。
おお!いい感じではないか!さっそく食べれそうなものを調達しよう。
5件ほどあった屋台だが5件とも同じ串屋さんであった。独自性のなさに少しイラっとしながらも何を食べようか串焼きのラインナップを見る。
ほう。いろいろあるな。どういった味付けが想像もつかない。中国の露店に並ぶ串焼きの素材を見てこう思う。
ああ。これ全部本場中国産なんだよなぁ。日本にくる中国産はまだ検疫とか検査かけられて超粗悪品が国内に流通しないようにフィルターかけられているけど、ここは中国本土。さらに最下級な屋台という場所。
このロケーションで粗悪品使ってなかったらどこで粗悪品消費してんだって話になる。間違いなくヤバイ。添加物モリモリで発がん性物質を豊富に含んだ商品であることは100%確定している。
なんだ!この肉は!?俺、日本のスーパーでよく肉買うけどこんなに赤くないぞ。
中国人にとっては、おそらくこれくらい赤い色をしたのが肉というイメージがあるのだろう。きっと謎の薬品で着色された肉なのだろう。
そもそも、この肉自体が実は肉ではないという可能性も十分に考えられる。
しかし、人間というものはカ口リーを摂取しなければ死んでしまう。発がん性物質はただちに被害はないが、何も食べなければ餓死してしまう。
えなねこは3つの串を指差し、炭火で焼いてもらった。
炭火でじっくり焼いた串焼きは、ふっくらとおいしそうに出来上がった。おお!素材は世界一悪いが、見栄えはかなり良いではないか!
焼きあがると店主は木製のハンマーで焼きあがった串焼きの素材を強打し始めた。
ドフッ!ドフッ!ドフッ!
謎の粉を振りかけるとリズムよく串焼きをハンマーで叩き潰す。その粉マジでやばそう。そのまま味付けなしでいいから提供して欲しかった。そう思ったが店主は ほれっ!できたアル。10元アルよ。と言ってえなねこに手渡した。
ホテルに帰り出来上がった串焼きをオープン。
手前から説明すると、えのき串。ニラ串?。牛肉串。この3つをえなねこはチョイスした。
日本にいる時は中国産を極力避けてきたが、ここは我慢して食べるしかない。ただちに被害はないのだから。
やや不潔感まで若干あるが、えのき串から恐る恐る口にいれる。
う・・。うまい!
なんなんだこれは!ただのえのきとニラなのに美味い!ウマすぎる!えなねこはこの串焼きを一気に平らげた。
あの粉うめぇ!謎の粉うめぇー!今でもこの味を思い出すと食べたくなってしまうほど美味であった。
腹を満たした後は部屋のWi-Fiを使い昆明から河口までの電車の時間をチェキって就寝。
※チェキる:チェックするという意味
翌朝。うむ。質の良い眠りができた。疲れも吹き飛びコンディションは絶好調であった。
窓の外を眺め天候をチェックする。曇が多いが雨は降っていないようだ。
身仕度を済ませ部屋のドアを開けた。
パサッ。
んっ?
中国は売春禁止とか言っているクセにお盛んだな。と思いながらビラチラシを拾い上げそっとポケットにいれた。
このホテルを出た後に目指す場所は昆明駅である。この昆明駅から河口まで直通の電車があることを前日に調べていた。
さあ!河口の口リ共!待ってろよ!と気合を入れながら昆明駅目指して外に飛び出した。
ピン子に溜まった毒素を吐き出しスッキリ爽快快適ライフを送りたい人は気になるところまで読めば良い。結局自分のニーズの年齢、若さがなければ満足はできない。
