注意!
このページは口リで謝謝しぇいしぇー!第30話 ベトナム編である。タイから中国とベトナムの国境にある河口という街にある変☆TAIスポットを目指す。順序を追って順番にブログを読むことでより変☆TAIブログを楽しむことができます。以下の第話をまだ読んでない方は先にこちらをどうぞ。
口リで謝謝しぇいしぇー!第2話
口リで謝謝しぇいしぇー!第3話
口リで謝謝しぇいしぇー!第4話
口リで謝謝しぇいしぇー!第5話
口リで謝謝しぇいしぇー!第6話
口リで謝謝しぇいしぇー!第7話
口リで謝謝しぇいしぇー!第8話
口リで謝謝しぇいしぇー!第9話
口リで謝謝しぇいしぇー!第10話
口リで謝謝しぇいしぇー!第11話
口リで謝謝しぇいしぇー!第12話
口リで謝謝しぇいしぇー!第13話
口リで謝謝しぇいしぇー!第14話
口リで謝謝しぇいしぇー!第15話
口リで謝謝しぇいしぇー!第16話
口リで謝謝しぇいしぇー!第17話
口リで謝謝しぇいしぇー!第18話
口リで謝謝しぇいしぇー!第19話
口リで謝謝しぇいしぇー!第20話
口リで謝謝しぇいしぇー!第21話
口リで謝謝しぇいしぇー!第22話
口リで謝謝しぇいしぇー!第23話
口リで謝謝しぇいしぇー!第24話
口リで謝謝しぇいしぇー!第25話
口リで謝謝しぇいしぇー!第26話
口リで謝謝しぇいしぇー!第27話
口リで謝謝しぇいしぇー!第28話
口リで謝謝しぇいしぇー!第29話(河口編最終回)
前回までのあらすじ
中国河口の街で無毛口リを追い求めた結果、非情にも無毛口リは生息していないことが判明。
ピン子様からの思し召しを授かり、えなねこは国境を越えベトナムに入国したのであった。
ここからさらなる口リコンえなねこの
大冒険は始まる。
口リで謝謝しぇいしぇー!ベトナム編
始動。
ベトナムの街ラオカイの国境前のカフェに入りコーヒーを飲みながらベトナム事情についての情報を探る。
とりあえず変☆TAIスポットの情報を探してみたが情報が霧に包まれていて明確な情報を得ることができなかった。とりあえずベトナムの通貨はドンであり桁数が多いという事ぐらいしか有力な情報は見当たらない。
国境にあるカフェは中国の通貨を利用できたが、この先を進むのであればベトナムの通貨であるドンが必要である。ATMを求め歩き出した。
ATMはどの国の田舎町でも余裕で見つけることができる。ここラオカイも20mほど歩くとすぐにATMは見つかった。
いつものようにフィーリングで操作する。
ATMの画面
50000 200000 500000 1000000 2000000ドン。選んでちょ。
なんなんだこれは!?どこのジンバブエドルだよ。インフレしまくってんじゃねーか。キャッシングする画面でケタ数が多すぎて計算ができない。
1ドンは日本でいくらなんだ?ATMの画面を見つめ立ち止まっていたが海外のATMはしばらく操作しないと盗難防止でカードがATMの中に吸い込まれる仕様になっている。
取り消しを押して一旦操作を打ち切り1ドンは日本円でいくらなのか調べることにした。
さっきいたカフェにはWi-Fiがありパスワードを入力すれば誰でも利用できるようになっていた。
ここはベトナム。中国の通信規制である金盾の管理下から脱出しているのでベトナムはグーグル検索が使える。さっそくドンの為替を調べてみる。
JPY 1 ドン = 0.004525
はっ?なんなんだこれは。1円が0.004525だと!?計算しずらくて感覚がつかめない。さっきのATMで引き出せるMax金額は2000000だったな。
1元=15.8円
iPhoneの電卓を使い計算すると9050円という驚くべき金額が表示される。中国のATMでは引き出せるMAX金額が200元で少ないと感じたがベトナムだとついに10000円をきった金額しか1度に引き出すことができない。
ほう。つまりこれはベトナムの物価の低さを物語っているにちがいない。口リもお値打ち価格ということになるのでは?これは期待できるぞ。
再度ATMに行きMax額である2000000ドンをチョイスし引き出す。そして出てきた紙幣に驚いた。
なんと500000ドンと書かれた紙幣が4枚ちょろっと出てきて終了したのだ。
ふざけるな!ATMの引きだしMAX額が200万ドンなのに紙幣が4枚しかないではないか!
この紙幣は実質流通していないに違いない。この高額紙幣を使おうとしてもベトナム人が釣り銭を持っているわけがない!安易に想像できる。
タイですら1000バーツの釣り銭がないことが多く両替するためにセブンでいらないガムを買って1000バーツ札を崩すことが多い。
日本で例えると10万円札みたいなものだろ。どげんかせんといかん。
ATM前のベンチに座りベトナム紙幣にイラついているとベトナム人が声をかけてきた。
ハロ〜
えなねこ
なんだチミは?名乗りたまえ!
ベトナム人2名
俺らは両替屋だよ。中国から来たんだろ?中国の通貨をベトナムの通貨に両替できるぜ!どうよ?悪い話じゃないだろ?
えなねこ
(うわっ何こいつ。親指の爪だけ伸ばしてキモすぎだろ。)
ベトナム人2名
さぁ。お財布を見せてごらん。元はいくらあるのかな?
えなねこは、ここで中国元を両替すると絶対に損だと悟り拒否した。しかし50万ドン札という大きな単位の紙幣4枚を小さな紙幣に両替をしたい。
手数料をとられても後々はお得になるのでは?と思い、少し話を聞くことにした。
ベトナム人2名
これがベトナムの通貨さ。さあ、両替してあげるから財布の中にある手持ちの紙幣を出してごらん。
紙幣の種類と桁数が多すぎてまったく理解できない。これは詐欺られる。こいつらに刈られてしまう。そう思ったえなねこは両替屋を蹴散らしこの場を離れることにした。
歩きながらこう思う。財布に日本円として9000円相当の200万ドンだけでは絶対に足りない。
もしかしたらこの先にお腹を空かせた貧しい幼女連れの家庭があり、うちの娘を是非。と差し出されてきた時に200万ドンでは足りないのではないだろうか?
ATMでもう200万ドン追加でキャッシングをする。やはり50万ドン札が4枚チョロっとATMから出てきて終了した。
ATMから出るとすぐにタクシーやバイタクの運ちゃんがカモりに来たがすべて断る。なぜなら行き先は自分でもわかないからだ。
とりあえずホテルを探す必要がある。
手頃そうなホテルを探しているとすぐに銀行を発見。この手持ちの400万ドン(50万ドン紙幣8枚)を両替してもらえないか交渉してみよう。
銀行内は厳重な鉄の柵をイメージしていたが簡易的な透明なプラスチックの壁一枚で仕切られているだけであった。
この様子を見てベトナムの治安はそこまで悪くないということが想像でき少し安心する。
えなねこ
チミ!この紙幣を両替してくれるかね?
すると銀行員は完璧な英語を操りえなねこに英語を話かけてくる。しかし、えなねこの英語力は中2以下。わかるはずがない。
ベトナム人はウホウホなんだろ?となめていたが言うても銀行員。ベトナムでも超エリートのようで余裕で英語を操る学が備わっていた。
えなねこは土人を見つめる立場から土人に見られる立場へと逆転した。えなねこはウホウホ言いながらゼスチャーを使い両替してほしいことをエリート銀行員に伝える。
小さいお金にエクスチェンジ!リトルリトル!ベリーリトルぅ!アウアウアー。
エリート銀行員はすぐに土人ジャッフ°の要望を理解し両替をしてくれた。
400万ドンを5万ドンx80枚に両替をしベトナム徘徊の準備は整った。そして紙幣を1色に揃えることで桁数の多く混乱するベトナム通貨を攻略することができた。
この5万ドン紙幣1枚が約250円となる。先進国ジャパンの知能を持つえなねこはある法則定義を編み出した。
50000ドンが250円ということは、50000の0を3個取り除いて5で掛けると日本円に近くなるという法則を掴んだのだ。
銀行で両替をしたえなねこはバイクタクシーを利用して移動することにした。
さきほどの50万ドン紙幣を支払っても100%釣り銭がないと言われ面倒なことになると予測できたが、5万ドン紙幣を大量保有しているので釣り銭トラブルは絶対に起こらないであろう。
えなねこ
おい。この近くにオ‡ヤはあるか?
バイタク
オ‡ヤ?
えなねこ
ブンブンッ。ブンブンハウス。
バイタク
オ〜 あるあるブンブンあるよ!okまかせとけ。3万ドンだぜ。
えなねこ
うむ。まあ。よかろう。(少し高い気がするな)
英語は喋らないが物分りの良いバイタクに恵まれ速攻で変☆TAIスポットが見つかりそうだ。
変☆TAIスポットを見つけたらその近くのホテルに宿泊することにしよう。ピン子様がお目覚めになったら歩いてすぐにお怒りを静める事ができるのでオ‡ヤ近くのホテルに宿泊することは合理的だと言える。
さすが俺。ビバ俺!先進的知能最高!と自分の頭の良さに酔いしれる。馬に鞭を打つようにバイタクおやじの背中をベシベシと叩きバイクを走らせる。
ファイヤ〜シルバ〜!
するとバイクはある建物の前で停車した。
バイタク
着いたぞ!
えなねこ
どこがオ‡ヤなんだ?
ここだ!ここでブンブンができるぞ!
中の様子を見ると、どう見てもホテルであった。おそらくデリバリーをしてくれるホテルなのだろう。
えなねこの求めるのはもっと木の家でできたようなボロいオ‡ヤがずらーっと並んだTHE東南アジアといったのがニーズであった。
えなねこ
ジジイ!戻ってこい。これじゃない。
バイタク
え〜?
えなねこ
ブンブンストリート!ブンブンハウス&ブンブンガール!ブンブンゲットメニー メニー! ブンブンガールズ ストリート!
ゼスチャーをしながら熱く説明しているえなねこを見たバイタクおやじは爆笑していた。本気で訴えるえなねこに心打たれたのか、こんな事を言い出した。
バイタク
よしわかった。秘密のブンブンストリートを特別に紹介してやろう。絶対に秘密だぞ。
と言ったわけではないが、バイクはえなねこを乗せて再び走り出した。
次はヘマをするんじゃねーぞ!と言いながら後ろからバイタクおやじの肩をズジズジと肩パンしてバイクを走らせる。
運河を橋で渡り、10分ほどバイクを走らせると再びバイクは停車した。
えなねこ
オ‡ヤはどこにあるんだ?
バイタク
ここ一帯ずべてがオ‡ヤだよ。
バイタクおやじは誇らしげにそう答えた。
えなねこ
この辺り一帯がオ‡ヤ?
バイタク
後ろを向いてごらん。
えなねこ
?
ハーイ☆オ‡ヤへようこそ!
おおぉぉおお!素晴らしい!
この泥道と良い、簡易的な建物と良い雰囲気も完璧ではないか!これは期待できるぞ。
ピン子に溜まった毒素を吐き出しスッキリ爽快快適ライフを送りたい人は気になるところまで読めば良い。結局自分のニーズの年齢、若さがなければ満足はできない。
